平昌銅・フェルナンデスさんの演技中に地震でアイスショー中断 羽生さん「最後まで気をつけて帰って」と呼びかけ

 「アイスショー・ファンタジー・オン・アイス」(26日、幕張メッセ)

 フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデスさんは、演技途中に地震による揺れのために中断するアクシデントに見舞われながらも、日本の観客を魅了した。

 ショーの後半、パントマイムなどを盛り込んだ「Puttin’on the Ritz」を演じている最中だった。揺れが長時間続き、場内には緊急地震速報も響いた。フェルナンデスさんは、演技を中断して観客席へと手を挙げ、舞台袖へ。場内には「落ち着いてお席でお待ちください」「津波の心配はございません」などとアナウンスが流れ、スタッフの声かけも行われた。

 安全確認の後、中断から約10分後に「まもなくショーを再開します」とアナウンスがされると、会場は拍手。その後、ショーは再開した。フェルナンデスさんが無事に演技を終えると場内は大歓声に包まれた。

 会場付近は震度3だったという。終演後は羽生さんが自らマイクを持ち、「地震、怖かったと思います。まだまだ揺れることもあると思います。どうか、最後まで気をつけて帰ってください」と呼びかけ、観客を気遣う一幕もあった。

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