張本智和&早田ひなペアは2大会連続の銀メダル 中国最強ペアにまたも完敗

 「卓球・世界選手権」(26日、ダーバン)

 混合ダブルス決勝が行われ、前回銀メダルの張本智和(19)=智和企画、早田ひな(22)=日本生命=組は、前回王者で世界ランク1位の王楚欽・孫穎莎組(中国)に0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルとなった

 日本の現エースペアをもってしても、またも力負けを喫した。第1ゲームは序盤競り合ったものの、6-11で先取を許した。第2ゲームは6連続失点と出遅れ2-11と落とし、第3ゲームも7-11。パワーのあるボールを厳しいコースに次々と決められ、打開することができなかった。

 張本が「金メダルに一番近い種目」と自信を持って臨んだ試合だった。2021年大会も決勝まで進んだが、決勝は同じ顔合わせで最強ペアに0-3で完敗。ただ、ツアー大会では安定して勝利を積み重ね、今大会も準決勝の中国若手ペアは突破しただけに、牙城突破まではあと1つだった。

 中国を倒しての金メダルは、21年東京五輪の水谷隼、伊藤美誠組に続く悲願となる。シングルスでは、日本協会が設定したパリ五輪代表争いでそれぞれトップを独走している張本と早田。パリ五輪本番でリベンジするしかない。

 ◆パリ五輪の混合ダブルス代表 日本協会が独自に設定したパリ五輪シングルス代表選考ポイントで、来年1月の全日本選手権を終えた時点での上位2名がシングルス代表となり、団体戦代表1人は強化本部が決める。混合ダブルスは男女各3人の中から、強化本部が最高のペアリングと判断した1組を選出する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス