大谷翔平の中学後輩・漣が三段目V「少しでも近づけるように頑張りたい」

 豊翔(左)を上手投げで破り三段目優勝を決めた漣(撮影・開出牧)
 上手投げで豊海(右)を破り三段目優勝を決めた漣(撮影・吉澤敬太)
 上手投げで豊海(右)を破り三段目優勝を決めた漣(撮影・吉澤敬太)
3枚

 「大相撲夏場所・13日目」(26日、両国国技館)

 東三段目42枚目の漣(さざなみ、伊勢ノ海)が豊翔(境川)に上手投げで勝って7戦全勝とし、三段目優勝を飾った。立ち合いから相手に押し込まれたが、土俵際で左に回り込んで体をクルリと半回転。左上手をつかんで外へ放り出した。優勝を決め「めちゃくちゃうれしいです」と笑みがはじけた。

 岩手県奥州市出身の23歳。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、水沢南中の5学年先輩にあたる。市長を表敬訪問した際には「野球は大谷、相撲は漣と言われるようになって」と激励されたという。大谷と直接の接点はない漣だが「すごいなと思って見ています。活躍している先輩がいるので少しでも近づけるように、有名になれるように頑張りたい」とパワーをもらっている。

 名古屋場所は2021年九州場所以来の幕下復帰が濃厚。突っ張りなど試行錯誤した後に得意の左四つに戻し、結果を出した。目指すのは「押して良し、組んで良しの“二刀流”」と笑った漣。「このまま突っ走りたい。早く十両の方に近づいていきたい」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス