落合が無傷9勝目も「たまたま運よく勝てただけ」

 英乃海(右)に土俵際まで詰められる落合(撮影・伊藤笙子)
 英乃海を突き落としで破る落合(撮影・金田祐二)
 英乃海を突き落としで破る落合(撮影・金田祐二)
3枚

 「大相撲夏場所・9日目」(22日、両国国技館)

 十両2場所目の落合(宮城野)が、英乃海(木瀬)を下して無傷9連勝を上げた。豪ノ山(武隈)も天空海(立浪)を退けて、トップを守った。

 落合は鋭い立ち合いから右のおっつけで攻め立てた。相手に右を差されて体を反転させられたが、その力に逆らうことなく体をくるりと1回転。土俵際には押し込まれたものの、最後は逆転の突き落としで白星をもぎ取った。

 十両2場所目で無傷9連勝の好内容にも、いつもと変わらず自己評価は辛口。「勝負どころの攻めの甘さがあった。たまたま運よく勝てただけなんで。明日しっかり修正しないといけない」と淡々と振り返り、首を縦に振ることはなかった。

 昭和以降最速となる所要1場所で関取に昇進した“令和の怪物”。宮城野親方(元横綱白鵬)は十両を2場所に優勝を飾り、新入幕を果たしている。10日目の武将山(藤島)戦へ「これからのことを考えると、ああいう(今日の)相撲はよくない。切り替えて明日からやります」。師匠の背中を追いかけ、初の十両Vを目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス