フィギュア 島田麻央にブリアンコーチ太鼓判 羽生さんと同じ「すべて持っている」

 氷上でスピンする島田麻央(撮影・北村雅宏)
 練習中に笑顔を見せる島田麻央(撮影・北村雅宏)
 集合写真に納まる(前列左から)ロッシ直樹、吉田陽菜、島田麻央、千葉百音、ジスラン・ブリアンコーチ、ラファエル・フランチェスコ・ジッチ、村元小月コーチ(後列左から)ステファン・ランビエールコーチ、島田高志郎、森口澄士、木科雄登、本田ルーカス剛史、中村俊介、デニス・ヴァシリエフス、浜田美栄コーチ、アンジェロ・ドルフィーニコーチ、佐藤洸彬コーチ(撮影・北村雅宏)
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 フィギュアスケート女子で3月の世界ジュニア選手権を制した島田麻央(14)ら木下アカデミーの選手が19日、京都・宇治市の同アカデミー京都アイスアリーナで合宿を公開した。島田は現在の武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トーループの大技を次々と着氷した。

 来季の目標を「世界ジュニア2連覇とユース五輪出場」と掲げた島田。一方で、新たな4回転ジャンプについては「まずアクセルと4回転(トーループ)が楽に跳べるように、種類は増やさない」と明かした。

 昨年から身長が7・5センチも伸び、現在は150・5センチ。浜田美栄コーチは「背が伸びて足のサイズも変わり、エッジも変わっている。安定感が出るまで様子を見る」と成長期を見守っている。

 合宿にはかつて羽生結弦さんを指導し、同アカデミーでジャンプ指導を行うジスラン・ブリアン・コーチも参加している。同コーチは、島田を羽生さんになぞらえて「すべて持っている特別な存在。ジャンプはもっと上に行ける」と太鼓判。羽生さんと同様に「すべてを持っていることが(トップ選手としての)前提だ」と将来に期待した。

 また、羽生さんが右足首の故障に苦しんだ経験を「大変だった」と振り返り、「麻央に限らず全スケーターに言えることは、健康であること。それが一番大切で一番難しい」とエールを送った。

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