埼玉が決勝進出でリーグワン連覇に王手 松田が24得点 コロインベテ3トライで圧倒

 前半、ドロップゴールを決める埼玉・松田力也(左)=撮影・三好信也
 前半、先制のトライを決める横浜・シオネ・ハラシリ(下)=撮影・三好信也
 前半、ゴールを決める横浜・田村優(撮影・三好信也)
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 「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、埼玉50-20横浜」(13日、秩父宮ラグビー場)

 埼玉(レギュラーシーズン1位)が横浜(同4位)に最大11点差を逆転勝ちし、トップリーグ(TL)最終年から続き3シーズン連続で決勝進出を果たした。

 前半14分にラインアウトからモールで押し込まれ、先制トライ(G成功)を許した。3-7の同20分にも一瞬の隙を突かれトライ(G成功)を奪われた。それでも、焦ることなく、SO松田力也のPGで得点を刻んだ。

 9-14の同35分には松田がドロップゴール(DG)で3点を加えた。前半終了間際にもPGを決めるなど、ハーフタイムまでに4PGと1DG。序盤にはシンビンで数的不利となりながらも、15-17と追い上げて折り返した。

 前半終了間際に相手SO田村優の一時退場で後半開始約10分は逆に数的優位となった。同2分に自陣からボールをつなぎ、最後はオーストラリア代表のWTBマリカ・コロインベテが逆転トライ(G成功)。22-17とリードを奪った。

 同13分、31分にもコロインベテがトライを決めてこの試合で3トライ目を挙げた。CTBディラン・ライリーもトライ(G成功)を決めるなど最終的に51得点で圧倒した。松田はキック成功率100%で3G、5PG、1DGで24得点をたたき出した。

 直近のリーグでの横浜戦では21-19で勝利したものの、終盤までリードされるなど苦戦を強いられたが、今回は問題なく勝ちきった。リーグワン連覇へ国立(20日)での決勝戦へ駒を進めた。

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