リーグワン豊田自動織機が選手の不祥事発表 酒席トラブル 入れ替え戦は出場へ
リーグワン2部の愛知(旧豊田自動織機)が4日、所属選手1人の不祥事があったことを発表した。4月22日にチームの複数名と参加した酒席において、同じ飲食店にいた他人に怪我を負わせた。
愛知は今季2部で3位となり、6日と14日に入れ替え戦となる相模原戦控えている。チームによると「入替戦の欠場も検討いたしましたが、あらたな決意で臨むシャトルズのラグビーを、ファンの皆様にご覧いただくことの意義を熟慮し、また、被害者の方の、チーム活動に影響を与えたくないとのご意向も踏まえ、入替戦に出場することといたしました」と、出場の意向を示した。
チームは「本件を受け、全選手との面談を通じ、事実の把握と、一人ひとりが反省すべきこと、地域・企業スポーツにたずさわる者としての心構えを再確認し、今後二度とこのような事案を起こすことがないよう、全体での話し合いを重ね、チームとして、選手として、プライベートも含めた、あらゆる場面に求められる姿勢について徹底いたしました」とコメントした。
リーグワンでは同じく2部の日野が昨年に酒席トラブルがあったとして無期限の活動停止などになっていた。
株式会社豊田自動織機も「当社ラグビー部(豊田自動織機シャトルズ愛知)所属選手が傷害事案を発生させ、その事実が本日、ラグビー部ならびに所属するジャパンラグビーリーグワンより発表されました。被害にあわれた方、当社ラグビー部を応援いただく皆様、リーグワンの皆様を始め、多くの関係者の皆様の期待を裏切る行為であり、許されるものではありません。当社として、大変重く受け止め、深く反省しております。誠に申し訳ございません」と謝罪のコメントを掲載した。



