【かなだい一問一答】高橋大輔「お芝居、歌のオファーあれば」 村元哉中「いろんなことに挑戦したい」
フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中(30)、高橋大輔(37)組=関大KFSC=が2日、都内で現役引退会見を開いた。2人は1日にチームのインスタグラムで現役引退を報告していた。以下、会見での主な一問一答。
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-印象に残っている試合は。
高橋「難しいなあ。(4月の世界)国別対抗戦は本当に最後の試合だなと思って挑んだ。フリーの日、めちゃくちゃ緊張していたけど、名前を呼ばれる前に『この景色をもう見ることはない』と実感して。今までないくらい会場をゆっくり見回した。『これを目に焼き付けておかないと』と思って挑んだのは初めて。皆さんが温かく空気を作ってくださって、結果いい演技ができて。思い出深い試合になった」
-今後は。
村元「私にもその思いがあったし、大ちゃんといろんな作品を作っていきたい。25年間スケートしかしてこなかったのでいろんなことに挑戦したい」
-スケート以外で挑戦したいのは。
高橋「一度お芝居とか歌とかやらせていただいて。世界観が大好きで楽しかったので、そういう関係のオファーがあれば、どんな役でもいいからやってみたい。社交ダンスにも興味ある」
-マリナ・ズエワコーチに引退を伝えた時は。
村元「マリナコーチに伝えたのは(3月の)世界選手権前。出発前の最後の練習が終わった後。『伝えてくれてありがとう。そんな気はしていた。あなたたちが作り上げてきたことはすごいこと、世界選手権に集中してやりましょう』と」
高橋「『現役を引退するって言わないで。もう1年休んで戻ってくるかもしれないでしょ』って。(引退を)国別前に言っていいのか、ってなった(笑)」