照ノ富士 両膝手術後初の出稽古 元大関2人と11番で正代に5戦全勝、朝乃山に4勝2敗

 大相撲で4場所連続休場中の横綱照ノ富士(31)=伊勢ケ浜=が26日、東京都墨田区の時津風部屋を出稽古で訪れた。他の部屋への出稽古は、昨年10月の両膝手術以降では初。幕内正代(時津風)、十両朝乃山(高砂)の元大関2人と、11番連続で相撲を取った。

 「当たりの感触を確かめに」と、この日のお目当てだった正代には5戦全勝。朝乃山には4勝2敗で、同じ右四つ得意の相手に「上手を取らせて、どういう感じか見ながら」とポイントを確認した。

 立ち合いの踏み込みは鋭く、すぐに左上手を引き続けた。下がった時の動きなど課題も口にしたが、出場を目指す夏場所(5月14日初日、両国国技館)に向けては「悪くないと思う」。久々の出稽古は順調な回復の証左といえそうだ。

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