「ラグビー・リーグワン、ＢＬ東京２２－３４埼玉」（２１日、秩父宮ラグビー場）

　１試合が行われ、埼玉がＢＬ東京を３４－２２で下し、２試合ぶりの勝利で１５勝１敗としてレギュラーシーズン１位を決めた。ＢＬ東京は１０勝６敗で５位が確定し、上位４チームで争うプレーオフ（ＰＯ）進出は消滅。ＰＯの残り１枠には４位の横浜が進出することになった。ＰＯの準決勝は５月１３日に埼玉と横浜、１４日にレギュラーシーズン２位の東京ベイと３位の東京ＳＧの顔合わせで行われる。

　埼玉はＷＴＢコロインベテのトライなど前半３トライ、後半２トライの快勝でＰＯへ１位通過を決めた。１５日の静岡戦で公式戦４８試合ぶりの黒星を喫し、主将のフッカー坂手は「空気が暗くなることもあった」と言うが「（課題を）修正していい準備ができた」と連敗することなく王者の貫禄を見せた。プロップ稲垣ら主力の一部も温存しての勝利。坂手は「自信のつく試合だった」と、リーグワン連覇をかけたＰＯに首位で進む。