「フィギュアスケート・スターズ・オン・アイス」（６日、横浜アリーナ）

　フィギュアスケートの世界的なアイスショー「スターズ・オン・アイス」の日本ツアーの最後を飾る横浜公演が６日、横浜アリーナで開幕した。１４年ソチ、１８年平昌五輪２大会連続金メダリストで、プロスケーターの羽生結弦さん（２８）が出演。１４－１５年シーズンのフリー「オペラ座の怪人」を披露し、観衆を魅了した。世界選手権２連覇の宇野昌磨（２５）＝トヨタ自動車＝、坂本花織（２２）＝シスメックス＝らも横浜の夜を盛り上げた。同公演は９日まで行われる。

　羽生さんは１４－１５年シーズンのフリー「オペラ座の怪人」。荘厳な曲調にのって滑り、４回転トーループ－２回転トーループなど３つの連続ジャンプを含めた計５つのジャンプも組み込み、悲恋の物語を熱演。フィニッシュ後には力強く両拳を握りしめた。

　大阪、奥州の計６公演を終えての横浜公演。これが４日連続での公演となったが、疲れはみせず、むしろ切れ味を増した滑りを披露。フィナーレでは「ありがとうございました！」と締めくくった。