ロコ・ソラーレ“弟分”ロコ・ドラーゴ 本橋麻里代表理事期待懸けた「ロコ」の“のれん分け”「プレッシャーになればいい」

 カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの“弟分”として4月から発足する「ロコ・ドラーゴ」が31日、オンラインで報道陣の取材に応じた。スキップの前田拓海(20)は、「すごくプレッシャーですけど、そのおかげで注目も浴びられる。結果を残せば注目も浴びられると思う」と意気込みを語った。

 ロコ・ドラーゴはこれまで常呂ジュニアとして活躍。チーム結成時から「ドラゴン」の愛称で親しまれ、21年には全日本選手権で準優勝を果たした。「過去の活動も忘れずに、更に飛躍出来るように」と、新チーム名は以前のチーム名をイタリア語とした「ドラーゴ」となった。

 4月からは一般社団法人ロコ・ソラーレとしては3チーム目で、初の男子チームとして活動する。前田は「オリンピックで女子は結果を出していて、男子はあまり日の目を浴びていないような状況。今度こそ僕らが日本代表として出場してメダルを獲得したい」と目標を語り、「ロコ・ソラーレさんの練習も拝見させていただける機会があれば取り入れていきたい」と目を輝かせた。

 同法人の本橋麻里代表理事は「インタビューを聞いてても面白い子たち。良さをのばしつつ、課題は学べるような謙虚さを持っていてくれれば成長できるようになる」と展望を語った。

 「ロコ」の名前をつけることは「プレッシャーになればいい。伸び盛りなので、伸びる時は打たれることが大事」と本橋氏。「仲間が増えて私たちもすごく頼もしいですし、このチームならグランドスラムのタイトルも取れるんじゃないかとワクワクしている」と、期待を込めた。

 “弟分”ができるロコ・ソラーレのメンバーについては「お姉さんたちはいじりたくてしょうがない」と笑って明かす。「頼もしいお姉さんたちがいる。一生懸命あとをついていけたら」と、新チームを歓迎した。

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