「フィギュアスケート・世界選手権」（２６日、さいたまスーパーアリーナ）

　アイスダンスで日本勢過去最高タイの１１位だった“かなだい”こと村元哉中（３０）、高橋大輔（３７）＝関大ＫＦＳＣ＝組がフリーダンス（ＦＤ）から一夜明け、報道陣の取材に応じた。

　高橋は「昨日はおいしいご飯を食べて、泡でお祝いしました」と笑顔。村元は「全然スケートと関係ない話をしてた」と振り返ったが、“反省会”もあったという。高橋は「本当あと２点差ないぐらいでの１１位だった。それが悔しかった。リズム（ダンス）だなーって、リズムで点を稼げなかったのが影響しちゃった」と悔しさが出てきたという。

　ただ、村元は「（結成）３シーズン目で０からここまで来られたのは本当にすごいこと。全力を出し切れたんじゃないか」とうなずいた。

　“かなだい”として４シーズン目も競技に挑むか問われると、高橋は「ね～！じっくり考えます。迷います、多分」と笑って回答。２６年の五輪出場の話に及ぶと、「慎重に考えます。気持ちは行きたい。でも気持ちだけじゃないので」と頭を悩ませていた。