三原舞依 6年前と同じく5位「悔しくて涙も出ないくらい。まだここでは終われない」

 女子フリーを終えて悔しそうな表情を見せる三原舞依
 女子フリーを終えてポーズを決める三原舞依(撮影・堀内翔)
 三原舞依のフリーの演技(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位で22年北京五輪銅メダルの坂本花織(22)=シスメックス=がフリー145・37点、合計224・61点で全種目を通じて日本勢初の連覇を達成した。SP3位の三原舞依(23)=シスメックス=はフリー132・24点、合計205・70点で5位に終わった。

 6年ぶり2度目の出場となったSP3位の三原は、フリー132・24点、合計205・70点。3回転ルッツの着氷の乱れやジャンプの回転不足で17年の前回出場と同じ総合5位に終わり「悔しくて涙も出ないくらい。まだまだここで終われない」と話した。

 今季は昨夏の初戦から「一番多い」という12試合に出場。「試合で出し切った中で新たに課題が見つかる」と修正を重ね、グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した。しかし、自国開催の大一番では「後半のルッツで足がもたなかった。練習量が足りなかった」と力不足を痛感した。

 3シーズン前には、体調不良で全競技会を欠場。苦難の道を乗り越え、大きな飛躍を遂げた。6年ぶりの大舞台は、また糧を与えてくれたはずだ。

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