阿部詩 4月入社パーク24の壮行会出席で決意「一生懸命戦い抜く」兄・一二三らと5月世界選手権V狙う

パーク24柔道部の世界選手権壮行会に、4月から入社する阿部詩(中央)も出席。必勝を誓った
パーク24柔道部の世界選手権壮行会に、4月から入社する阿部詩(中央)も出席して必勝を誓った
パーク24柔道部の世界選手権に向けた壮行会に出席した(左から)阿部一二三、堀川恵、高藤直寿、阿部詩、素根輝、橋本壮市
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 柔道の強豪実業団パーク24が23日、世界選手権(5月・ドーハ)代表の壮行会を都内で開催した。4月から入社する女子52キロ級代表の阿部詩(22)=日体大=も出席し「私は4度目の世界選手権になる。一戦一戦、一生懸命戦い抜きたい」と2年連続4度目の世界一へ決意を力を込めた。

 全日本柔道連盟(全柔連)は最短で今年6月にも24年パリ五輪代表を決めることを可能としており、5月に開催される今大会は五輪切符争いで最も重要な一戦となる。男子66キロ級代表の阿部一二三(25)は今回もライバル丸山城志郎(ミキハウス)との同時出場となるが、「パリにつながる大事な世界選手権になる。一戦一戦戦って、皆さんに『阿部一二三、強いな』と思ってもらえる柔道をしたい。(パーク24所属の)6人で金メダルを取ってこられるように」と必勝を誓った。

 女子63キロ級で2連覇が懸かる堀川恵(27)は、同郷長野県出身のスピードスケートの五輪金メダリスト・小平奈緒さんの言葉を引用し「期待は抱くものであって、背負うものではないと。その言葉どおり、期待を背負いすぎることなく、自分らしく戦って連覇を目指したい」と語った。

 男子60キロ級・高藤直寿「7度目の世界選手権。常に挑戦する気持ちで必ず金メダルを取って、ドーハの歓喜を起こしてきたい」

 男子73キロ級・橋本壮市「5度目の世界選手権で、優勝目指して頑張りたい」

 女子78キロ超級・素根輝「必ず優勝する気持ちで、一戦一戦全力で戦う」

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