ロコ・ソラーレの“弟分”発足!21年全日本選手権準Vの常呂ジュニアが「ロコ・ドラーゴ」として初の男子チーム結成

 一般社団法人ロコ・ソラーレは13日、カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの“弟分”として「ロコ・ドラーゴ」を4月から発足すると発表した。同法人の男子チームは初となる。

 ロコ・ドラーゴは昨季まで常呂ジュニアとして活躍。チーム結成時から「ドラゴン」の愛称で親しまれ、21年には全日本選手権で準優勝を果たした。「過去の活動も忘れずに、更に飛躍出来るように」と、新チーム名は以前のチーム名をイタリア語とした「ドラーゴ」となった。一般部門で戦う新シーズンへ、目標は日本選手権優勝を掲げる。

 チーム青森で五輪2大会出場の本橋麻里が故郷の北海道北見市で競技を続けられるように2010年8月LS北見を結成。18年8月に本橋を代表理事とした一般社団法人ロコ・ソラーレを設立した。ロコ・ソラーレは18年平昌五輪で銅メダル、22年北京五輪で銀メダルを獲得した。18年11月には育成チームの“妹分”としてロコ・ステラを結成し、23年には日本選手権に初出場を果たした。

 本橋は「この度、当法人として4名の大きな夢を後押しできることを嬉しく思います。また、ジュニアのころから成長を楽しみにしていましたので、彼らと共にカーリングが出来ること、心から楽しみでもあります。当法人にとって、男子部門発足は更なる挑戦です。今後ともStay Positive精神を大切に、全力で挑戦を楽しみます!」とコメントを発表した。

 【ロコ・ドラーゴ各選手コメント】

 ◆中原亜星(なかはら・あせい、20) 2002年7月4日生まれ、東京農業大学在学中。

 「今季は日本一になることを目標にチームメイトと切磋琢磨して頑張って行きます。同時にカーリングで得た経験を積み重ね、たくさんの事を学び、選手としても人としても大きな成長を遂げることができるシーズンにします。応援宜しくお願い致します」

 ◆前田拓紀(まえだ・ひろき、19) 2003年5月9日生まれ、北見工業大学在学中。

 「日本の頂点にたち、世界で活躍できることを目標に、まだ持ち得ていない技術を様々な視点から取り入れ、次シーズンを華あるものにしていきたいです。そしてたくさんの人から応援される選手を目指していきます」

 ◆上川憂竜(かみかわ・うりゅう、20) 2002年10月24日生まれ、北見工業大学在学中。

 「今までとは違い今季からは、新たなチーム体制なので一歩ずつ成長できるように精進していきます。まずは日本一、そして世界でも通用するチームになれるよう、女子だけでなく男子からもカーリングを盛り上げていきたいです」

 ◆前田拓海(まえだ・たくみ、20) 2002年4月2日、北見工業大学在学中。

 「昨季はジュニアメインに活動し、自分たちにとって納得のいく結果を出すことができず、悔しい思いをしたので、気持ち新たに、また1からチームを作り直して日本一を

目指し頑張って行きます」

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