池江璃花子2位も笑顔 4月選考会で復調へ「胸を張って1位表彰台に立てるように」

 力泳する池江
 女子100メートルバタフライ表彰式で、メダルを手にする(左から)2位の池江璃花子、優勝の牧野紘子、3位の相馬あい
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 「競泳・コナミオープン」(18日、東京辰巳国際水泳場)

 女子100メートルバタフライ決勝が行われ、21年東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=は58秒56で2位だった。

 前半4番手から、2つ順位を上げてゴール。昨年から練習を積んでもレース本番で気持ちが前向きにならない日々が続いていたが、この日は1月の北島康介杯(59秒33)よりタイムを短縮。ストローク数も減少して楽に泳ぐことができたといい「58秒5を出せたのはよかった。今の自分の状況にしてはすごくよかった」。表彰台の上でも笑顔を見せていた。

 7月に行われる世界選手権(福岡)切符がかかる4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)は50メートルバタフライ、同100メートル、100メートル自由形を中心にエントリーしていく見込み。国際大会に出場すれば東京五輪以来2年ぶり、世界選手権は2017年ブタペスト大会以来6年ぶりとなる。「優勝は絶対につかみ取りたい。今まで日本選手権で優勝している意地もある。そこで負けるわけにはいかない。自分の力、可能性を信じてあげることが必要。堂々と胸を張って1位の表彰台の上に立てるように」と力強く語った。

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