池江璃花子「試合テーマは感謝」 3月で水泳“聖地”辰巳が閉館&大学生に区切り コナミオープン予選4位通過

 「競泳・コナミオープン」(18日、東京辰巳国際水泳場)

 女子100メートルバタフライ予選が行われた。21年東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=は59秒36の全体4位で通過。「予選は周りの様子を見ながら。59秒台前半で泳げたのはよかった。決勝はメダルうんぬんより、感謝の気持ちと58秒台を出せたらいいかな」と力を込めた。

 数々の日本記録を生み出した水泳の“聖地”東京辰巳国際水泳場は3月31日で閉館。2025年からアイスリンクとして生まれ変わる。池江も3月には日大を卒業し、慣れ親しんだプールとともに一つの節目を迎えることになる。「今回の試合のテーマは感謝。辰巳(国際水泳場)が最後というのと、(所属の)ルネサンスで出るのが最後という大学生の区切り。いろんな人たちとか、この会場とか小学生からお世話になってきているので。そういう感謝の気持ちを持って泳ぎたい」と語った。

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