卓球 14歳・張本美和、ジュニアで貫禄4強入り「今年こそ優勝を」兄・智和に並ぶ中学2年でのV射程

 ジュニアの女子シングルスで準決勝進出を決めた張本美和
 ジュニアの女子シングルスで準決勝進出を決めた張本美和
 ジュニアの女子シングルスで準決勝進出を決め、ガッツポーズする張本美和
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 「卓球・全日本選手権」(25日、東京体育館)

 ジュニア女子の準々決勝が行われ、前回準優勝の張本美和(14)=木下アカデミー=は、司千莉(大阪・香ヶ丘リベルテ高)を3-0で破るなど、この日3試合全てストレートで勝ち上がり、4強入りを決めた。中学2年ながら既に貫禄が漂う逸材は、26日の準決勝、決勝に向けて「全力で(頂点を)狙っている。1試合ずつ戦い抜こうという気持ちで優勝できたら一番いい。去年準優勝だったので、今年こそは優勝したい気持ちが大きい」と闘志を燃やした。

 兄・張本智和(19)が男子の大会最年少優勝を果たした14歳でのジュニア制覇も射程に捉えたが、「あまり(兄の記録と)比べることは意識していないが、(兄は14歳時に)一般でも(史上最年少で)優勝している印象が強くて、すごいな~と単純に思います」と笑った。

 オールラウンドな技術の高さに加え、フィジカルも強くなり安定感が増している。26日からはパリ五輪代表選考ポイントも懸かる一般の女子シングルス(シードの張本は4回戦から)が始まるだけに「明日も全力で頑張りたい。一般も1回戦から勝ち上がってきた選手と(いきなり)やるので、集中を切らさずに全力で頑張りたい」と気合を入れた。

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