【一問一答】貴景勝「重圧を感謝に変えて取り組んできた」

 「大相撲初場所・千秋楽」(22日、両国国技館)

 大関貴景勝が初優勝を狙った琴勝峰との相星決戦を制し、12勝3敗で13場所ぶり3回目の優勝を果たした。春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)では、再び綱とりに挑む。以下、主な一問一答。

 -久々の優勝の味。

 「苦しい場面もあったが、いろんな人に支えられ最後まであきらめずにやれた。(それでも)土俵に上がるのは1人なので、気合を入れて最後集中した。番付上、優勝するかしないか(が評価基準)なので、調整を失敗したり、星の差1つ足りない場面が多く、悔しい思いもたくさんしたので一つ報われた」

 -番付最上位での15日間で重圧は?

 「重圧と捉えるか(は自分次第)。期待してもらうのはありがたいので、感謝して土俵に上がった。勝たないといけない地位でつらい時もあるが、誰もが大関になれるわけではない。重圧を感謝に変えて取り組んできた」

 -終盤の連敗後の切り替えは?

 「相撲は1日の勝負ではなく、15日間の勝負なので。いかに気持ちを平衡に保ち、一日一日出し切れるか。その精神が強い人が成績を残せると思うので、気持ちだけは切らさないようにした」

 -綱取りも懸かる。

 「謙虚に日々の生活と稽古を頑張っていけば、それもいずれ報われる。頑張りたい」

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