大相撲 2021年学生横綱・川副は黒星発進「優勝しか考えていなかった」
「大相撲初場所・初日」(8日、両国国技館)
2021年学生横綱の幕下川副(宮城野)は千代の海(九重)に突き落とされ、黒星発進となった。
鋭い踏み込みから右を浅くのぞかせて押し込んだが、足がついていかず、相手の突き落としにバッタリ。「勝ち急ぎ過ぎた。完璧な立ち合いができて走ったが、慌てすぎた。まだ稽古不足だなと」と反省した。
場所後の28日には、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)の引退相撲が開催される。川副は「優勝しか考えていなかった。親方は今場所がまげがついているのは最後。(優勝を)実現させたいのはあった。せめて残り全部勝ちたい」と巻き返しを期した。



