駒大・田沢廉 12月頭にコロナで急仕上げも「今日の全力は出せた」2年連続の2区区間賞はならず区間3位

 2区、苦しそうにたすきを渡す駒大・田沢廉(撮影・金田祐二)
 2区、戸塚中継所に入る駒大・田沢廉、青学大・近藤幸太郎(撮影・金田祐二)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 エースが激突した“花の2区”は、3冠を狙う駒大の田沢廉(4年)は1時間6分34秒で区間3位。2年連続の2区区間賞はならなかった。終盤、中大の吉居大和(3年)、連覇を狙う青学大の近藤幸太郎(4年)との激しい争いの中で、最後はトップを明け渡した。

 レース後は「12月頭にコロナになって、熱が出て、咳も止まらなかった。合宿に行けなくて、そこから2週間練習してここまで上げてきた。自分の中で上げれるところまで上げてきた。今日の全力は出せた」と、振り返った。

 走り終えた後、大八木監督から電話をもらい「ありがとうと言われた。申し訳ない」と、感謝を述べ、「3冠を掲げて挑んでる。余裕はないけど、先頭をとれない順位じゃない。チームを信じてる。監督を胴上げできる。それくらい自信があります」と思いを語った。

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