友野一希 4位も前向く「今まで自分の弱さと向き合ってきたけど」強気を宣言

 男子FSで演技する友野一希(撮影・伊藤笙子)
 男子FSのジャンプでバランスを崩す友野一希(撮影・伊藤笙子)
 男子FSの演技を終え、頭を抱える友野一希(撮影・伊藤笙子)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(19日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、SP4位の友野一希(上野芝スケートクラブ)は、フリー3位の166・76点、合計251・83点で4位だった。

 演じたのは喜歌劇「こうもり序曲」。独特の世界観へ引き込む演技を見せたが、サルコーとトーループ、2本の4回転でミスが出たのが痛かった。

 ただ、試合へと向かう心境には大きな違いがあった。「今まで自分の弱さと向き合ってきたけど、足りないのは自信。きょうは自分の強さと向き合って試合をしようと思った」。SPは85・07点に沈んだが、自己ベストは101・12点。「昨シーズン100点も超えられたのに、何を弱気になっているんだろうと。実は自信を持っていいのかな、もったいないなと思った」。年末の全日本選手権へは、ポジティブ思考で臨んでいく。

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