大相撲・宇良、好相性の九州場所「けがなく15日間取り切る」

 申し合い稽古で須山と対戦する宇良(左から3人目)
 吊り輪にかけたタオルで肩のストレッチを行う宇良(右から2人目)
 吊り輪にかけたタオルで肩のストレッチを行う宇良
3枚

 「大相撲九州場所」(13日初日、福岡国際センター)

 東前頭3枚目の宇良(30)=木瀬=が8日、福岡市内で稽古を行った。5日後に迫った初日に「あっという間に場所が始まるなと」と実感を込めた。

 申し合い稽古では西幕下3枚目の大成龍、同34枚目の靏林、東大力士で西序二段18枚目の須山など幕下以下と13番取った。すり足やタオルを用いたストレッチも行い調整。現在の状態については「ぼちぼちです」と話した。

 昨年の九州場所は10勝を挙げて初の三賞となる技能賞を獲得。また休場した場所以外の11月場所は全て勝ち越しを決めている。「それはたまたまなので、何とも(言えない)ですね。稽古でけがしたのもこっちだったりしますからね」と笑ったが、それでも「一番は涼しくなって、それですよね。風が気持ちいいなと。(環境が)好きですね。寒い方がいいですからね」と肌で博多の地との相性を感じている。

 今年は初場所から上位をキープし、体重は先場所と同じ自身最高の151キロで臨む。周りから新三役の期待の声もあるといい「もちろん自分も上を目指してやっている」と先を見据えた。目標を問われると「けがなく15日間取り切ることじゃないですかね」と冷静。戦い抜いた先に、おのずと結果はついてくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス