引退の小平奈緒さん プロ転向の羽生結弦さんにエール「同じ時代の仲間として応援」
スピードスケート女子で、22日の全日本距離別選手権を最後に現役を引退した小平奈緒さん(36)=相沢病院=が27日、都内で会見を開いた。
フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦さん(27)も今年プロに転向したばかりだけに、今後競技のフィールドを超えた“共演”の可能性について聞かれると、「羽生さんとは何度かメッセージのやりとりをしたことはあるが、特にこの後どうするという話はしていなくて。彼もアイスショーで自分でつくり出したい空間がきっとあるんだろうなと感じているので、私がお邪魔したら汚れてしまいそうで、それはちょっと違うかなと思う」と笑いながら否定。その上で、「もし彼のショーを見るチャンスがあれば、ぜひ見に行きたいと思っている」と語った。
また、小平さん自身は今後、講演活動などを行うほか、母校の信州大で特任教授に就任すると発表した。ともに新たなキャリアをスタートさせるが、「私もたくさんやることがあるし、彼(羽生さん)もたくさんやることがあると思うので、同じ時代をスケート連盟のスケートファミリーを生きてきた仲間として応援していきたい」と笑顔でエールと送った。





