高木美帆 7連覇達成 さすがの滑り!大会記録1秒25更新「出し切ることができた」

 「スピードスケート・全日本距離別選手権」(21日、エムウェーブ)

 女子1500メートルは世界記録保持者で北京冬季五輪銀メダルの高木美帆(28)=日体大職=が大会新記録の1分53秒34をマークして7年連続7度目の制覇を果たした。22日には18年平昌五輪金メダリストの小平奈緒(相沢病院)の現役ラストレースとなる女子500メートルが行われる。

 手探りの中で迎えた今季開幕戦で、高木がさすがの滑りを披露した。得意の1500メートルで自身の大会記録を1秒25も塗り替えて7連覇。「設定通り。100%を出し切ることができた」。北京五輪4位の佐藤と同走し、3秒21もの大差でゴール。思わず派手なガッツポーズが飛び出した。今夏からナショナルチーム(NT)を離れ、独自路線で強化。進化止まらぬ28歳に、NT前ヘッドコーチで今も指導するデビットコーチは「全て1人でやっているのに信じられない」とうなった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス