若隆景 九州場所「2桁目標」大関昇進足固めへ高安らと稽古

 大相撲九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)を5場所連続の関脇で迎える若隆景が20日、東京都中央区の荒汐部屋で出稽古に来た元大関の幕内高安らと申し合いを繰り広げ「2桁(勝利)を目標にやっていきたい」と意欲をにじませた。先場所は11勝4敗。27歳の技巧派には大関昇進の足固めが期待される。

 出稽古の幕内阿武咲らを含めて計12番取り、高安とは4勝4敗。最近は若隆景を目当てに多くの力士が荒汐部屋に集まり「高安関は腰が重たいので、一生懸命に押そうと思ってやった。いろいろな関取とやるのは良い機会」と前向きに話した。

 悲願の初優勝を目指す高安は19日の佐渡ケ嶽部屋に続く出稽古。さまざまな体勢からの攻めを磨き「頭を使って、考えながらできている」とうなずく。先場所は5勝10敗と負け越した阿武咲は「1年の締めくくりをいい成績で終わりたい」と巻き返しを期した。

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