高安は6度目の〝準優勝〟 悲願の初優勝へ「何度でも挑戦します」
「大相撲秋場所・千秋楽」(25日、両国国技館)
高安は悲願の初優勝に望みを懸けて臨んだが、またも賜杯には届かなかった。ベテランの馬力に屈し「玉鷲関が強かった。精いっぱい相撲を取ったが、完敗でした」と脱帽。「悔いはない。弱いから負けた。まだまだ稽古が足りない、修行が足りないということ」と潔く受け止めた。
春場所に続き千秋楽まで優勝争いを演じたが、これで自身6度目の〝準優勝〟。それでも不屈の32歳は「何度でも挑戦します。もう自分の中で(気持ちの)整理はついて、今日から九州場所を目指す」とめげなかった。
上位陣が崩れた中、安定した相撲で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞。「精いっぱい取った相撲を評価していただいた。しっかり受け止め、また場所を盛り上げたい」と前を向いた。





