照ノ富士 2桁優勝へ「頑張っていきたい」 横綱昇進祝賀会で1100人から祝福
大相撲の横綱照ノ富士(30)=伊勢ケ浜=の横綱昇進披露祝賀会が16日、都内で開かれた。日本相撲協会の八角理事長や大関陣ら関取衆、西村康稔経産相、柔道男子73キロ級で五輪連覇の大野将平ら約1100人が出席。盛大な祝福を受けた照ノ富士は、あいさつで感謝を伝え「もっと高みを目指して、横綱としてどう生きていくかということをこれからも勉強して頑張っていきたい」と決意を新たにした。
昨年名古屋場所後に昇進し、7場所で優勝3回。さまざまな責任を担う最高位としての1年を「やっぱり学ぶことが多い。全てが違う」と振り返った。目標とする2桁優勝にはあと3回。「もちろん目指して頑張っていきたい」と力を込めた。
秋場所は両膝のケガで途中休場。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)に向けては「(医師の)先生たちと親方と相談して、どうしていくか考えてやっていきたい」とし、手術の可能性についても「今は言えない」と言葉を濁した。




