新星マリニン、羽生さんに「スケートを始めた時からインスパイアされてきた」

 フリーの演技をするイリア・マリニン(撮影・高石航平)
 フリーの演技をするイリア・マリニン(撮影・高石航平)
 フリーの演技をするイリア・マリニン(撮影・高石航平)
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 「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(8日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本、北米、欧州の3地域による団体戦が行われ、日本が4年ぶり、2大会ぶりの優勝。北米が2位、欧州が3位だった。

 国際スケート連盟(ISU)公認大会で、史上初めて最高難度のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を成功させたイリア・マリニン(17)=米国=は、フリーの冒頭で4回転半に挑戦したが、回転不足で手をついた。4種類の4回転を計5本予定していたが、そのうち3本が回転不足となり、宇野昌磨(トヨタ自動車)の193・80点に続く193・42点で、男子2位だった。

 試合後の記者会見では、憧れの羽生結弦さんについて、「スケートを始めた当初からインスパイアされてきた」と自身の原点であると明かした。「4回転半を試そうと思ったのも羽生選手を見て。絶対に跳びたいという意欲を見せておられたので」と羽生さんの挑戦がきっかけとなり、「最初に試してみようと思った時に、羽生選手のやり方を研究した。そこから自分のやり方を考えて試してみたらうまくいった」と成功の鍵となったという。「スケートを始めた時から彼こそがインスピレーションだと感じていた。それを聞いた羽生選手が喜んでいると聞いてとてもうれしい」と話した。

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