力士とファンが四股踏みでギネス新記録 貴景勝「楽しく四股を踏んだのは初めて」
大相撲のファン感謝祭2日目が7日、東京・両国国技館で開催された。さまざまな企画で力士、親方がファンクラブ会員らと交流。関取衆や親方がファンと一緒に、同時に四股を踏んだ最多人数のギネス世界記録にも挑戦した。
甲山親方(元幕内大碇)の指導で基本を確認した後、いよいよ本番。かけ声とともに、参加者が一斉に四股を踏んだ。審査の結果、従来の250人を上回る400人の新記録が認定された。
大関貴景勝は「楽しく四股を踏んだのは初めて。ファンのみなさんと一緒に作るギネス記録という意味でもよかった」と満足げ。感謝祭全体としても「ここまでファンの人と触れ合える機会はなかった。平日で天気も悪い中、ここまでお客さんが入ってくれるのはうれしい。励みになる」とうなずいた。
ファンとの交流の中でも、特に子供との触れ合いが心に響いたといい「本当に純粋に応援してくれる。一番パワーになる。子供に恥ずかしくない相撲を取っていきたい」と意気込みも新た。「大関は目指すのは優勝しかない」と九州場所の目標を掲げた。