朝阪神が快勝締め 猛虎のCS進出も願う「3連勝してCSに行って欲しい」

 「大相撲秋場所・千秋楽」(25日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする東三段目25枚目の朝阪神(高砂)は家の島(山響)に快勝し、3勝4敗で場所を終えた。しっかり頭で当たると、右のど輪で相手を起こして前へ。そのまま力強く押し出した。「思い切りぶちかまそうと思っていた。前に出られてよかった」と納得の表情を浮かべた。

 今場所は自己最高位で勝ち越しこそならなかったが3勝。春場所は西三段目30枚目で1勝に終わっていただけに「最低限に(負け越しを)抑えられた。全然違うので」と成長の跡を見せた。

 序二段優勝で好スタートを切った寅年の今年は、5場所を終えて19勝16敗。立ち合いや詰めの部分などの課題を挙げつつ「九州場所では勝ち越せたら。年間の星でも勝ち越せるようにしたい。ちょうど5割が多いので」と目標を掲げた。

 大阪府泉大津市出身。幼い頃からプロ野球・阪神の大ファンで、18年春場所で朝塩本から改名した。現在4位で残り3試合にCS進出がかかる猛虎のペナントレースも大詰め。朝阪神は「ここで3連勝してもらって、CSに行ってほしいですね」と願いを込めた。

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