大坂なおみ 日本で復活「ここでもう一度優勝したい」激動の1年経て精神的にも充実感

 練習中、髪の毛が舞う大坂なおみ(撮影・堀内翔)
 会見の前にヘッドホンを外して笑顔を見せる大坂なおみ
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 「女子テニス・東レ・パンパシフィシック・オープン」(19日、有明テニスの森公園)

 元世界ランク1位の大坂なおみ(24)=フリー=が20日に臨む1回戦を前に会場で記者会見を行った。自身が制した19年以来、開催自体が3年ぶりの大会で「もちろんここでもう一度優勝したい気持ちもあるが、一つ一つを確実に戦っていきたい」と連覇へ抱負。21年2月の全豪オープンを最後に優勝から遠ざかっている中、昨夏の東京五輪以来となる日本での試合で復活を目指す。また開幕したこの日、シングルス1回戦に出場した土居美咲(ミキハウス)、西郷里奈(TEAM自由が丘)の日本勢はともに敗れた。

 大坂はヘッドホンをして会見場に現れると、耳から少しずらし、終始和やかに現況を語った。「ここに戻ってこられて本当にうれしい。また東京の街を眺めて、友人と過ごすこともできて幸せ。東京五輪は無観客だったので、今回は観客の皆さんの前でプレーできることがうれしい」。

 激動の1年を経た。今季は前所属IMGを離れ、自らのマネジメント会社を設立。コーチも変更した。また、左アキレス腱痛によって5月の全仏オープン後に戦線離脱すると、6月の全英オープンは欠場。8月に復帰したが、全米オープンでは初戦敗退に終わった。

 けがの影響もあって精彩を欠き、世界ランクは現在48位。それでも表情は明るい。「ベストなシーズンではないが、全体的に自分のことをよく知ることができた。けがも良くなって、その点では良かった。下り坂が多かったが、今この状態にいられることがうれしい」と前向きに語り、「今は自分が(競技者として)いるべき場所にいられてないが、心安らげる場所にいられている」と精神的にも充実感を漂わせた。

 現在ツアー通算7勝。今回優勝すれば日本女子歴代最多の伊達公子の8勝に並ぶ。「日本は落ち着くし、過去とてもいいプレーができた場所。大会に向けても自信につながる」。日本でもう一度、復活への足がかりをつくる。

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