16年ぶり横綱大関総崩れ 八角理事長は大関陣に「ちゃんと自覚してほしい」照ノ富士には「相撲がバラバラ」

 照ノ富士を寄り切りで破る宇良(撮影・金田祐二)
 明生(右)に押し出しで敗れた正代(撮影・棚橋慶太)
 明生に押し出しで敗れる正代(撮影・金田祐二)
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 「大相撲秋場所・6日目」(16日、両国国技館)

 1横綱3大関がそろって敗れる大荒れの土俵となった。

 正代が明生に押し出されて5連敗を喫したのを皮切りに、貴景勝は玉鷲にはたき込まれて2敗目。御嶽海は琴ノ若に土俵際ではたき込まれて3敗となった。結びでは、照ノ富士が宇良に寄り切られて3敗目。5度目の対戦で初めて苦杯をなめた。

 休場者のいない番付上全員の横綱大関総崩れは、2006年秋場所6日目(1横綱5大関=朝青龍、白鵬、千代大海、魁皇、琴欧洲、栃東)以来16年ぶり3度目(昭和以降、横綱不在は除く)。八角理事長(元横綱北勝海)は大関陣に「ちゃんと自覚してほしい」と苦言を呈し、照ノ富士にも「相撲がバラバラ。上体ばっかりで足が動いていない」と手厳しかった。

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