飛び込み・板橋美波 大接戦の末V 「1本目から攻めていけたのがよかった」
「栃木国体・飛び込み」(13日、日環アリーナ栃木)
会期前競技が行われ、成年女子高飛び込みは、世界選手権代表の板橋美波(22)=滋賀・滋賀県スポーツ協会=が398・60点で優勝した。2位は同代表の荒井祭里(兵庫・JSS宝塚)が、3位には同代表の金戸凜(東京・セントラルスポーツ)が入った。
板橋が大接戦を制した。6月の世界選手権は予選落ちとなり、馬淵崇英コーチから「このままでは個人(種目)で戦うのは厳しい」とハッパをかけられた。その中で実力者を抑えて優勝を飾り、世界とまだまだ渡り合えることを証明。「個人で飛ばせてもらえない危機感を持ちながら(臨んだ)。1本目から攻めていけたのがよかった」と、笑顔で喜びをかみ締めた。





