バドミントン・世界21位西本が同3位また撃破 世界選手権に続く“金星”
「バドミントン・ジャパン・オープン」(3日、丸善インテックアリーナ大阪)
男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク21位の西本拳太(28)=ジェイテクト=が、同3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)を2-0(22-20、21-19)で撃破した。前週に行われた世界選手権に続く連倒で、2週連続の“金星”。初の決勝進出を果たした。
第1ゲームをジュースの末に競り勝ち先取。第2ゲームでは相手の猛攻に一時逆転を許したが、左右に揺さぶられても、ダイブしながらシャトルを拾い続けた。最後は相手のロブショットが、ビデオ判定の末にコートアウト。「全盛期はこれから。2連勝して本当の勝利。勝てて良かった」とうなずいた。
昨夏の東京五輪出場は逃したが、選考レースを糧に成長。2日に行われた準々決勝では、1回戦で桃田賢斗(NTT東日本)を下したチコ・ワルドヨ(インドネシア)に勝利している。
決勝は同6位の台湾選手と対戦する。初の頂点へ、西本は「長い試合になれば勝機はある。とにかく1球ずつに執念、魂を込めて、ぶっつぶれてもいいぐらいでやりたい」と力を込めた。





