元関脇魁聖「相撲は自分の全て」 引退会見で晴れやかな表情

 大相撲の元関脇魁聖で29日に現役引退が発表された友綱親方(35)=本名菅野リカルド、ブラジル出身、大島部屋=が31日、東京・両国国技館内で記者会見し「相撲は自分の全て」と晴れやかな表情で語った。約12年間守った関取の座を明け渡し、引退を決断。今後は大島部屋で指導する。

 2006年秋場所で初土俵。10年名古屋場所で新十両となり、11年5月技量審査場所ではブラジル出身初の新入幕を果たした。日系3世で14年11月には日本国籍を取得し「ブラジルでアマチュア相撲をやって、プロに入りたいと思った。こういうチャンスを与えてくれて感謝しかない」と、しみじみと話した。

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