朝乃山「いい稽古ができた」十両のホープ寄せ付けず 元白鵬の宮城野親方「モノが別格」
大相撲の高砂部屋が23日、都内の部屋で稽古を公開し、元大関の朝乃山は、十両以下との申し合いで19番とって15勝4敗だった。
4部屋から出稽古に来た力士らを相手に、左上手を引いてつかまえれば万全。北青鵬や欧勝馬といったホープも寄せ付けず「いい稽古ができたと思います」と充実の内容を振り返った。稽古を見守った宮城野親方(元横綱白鵬)も「もう、モノが別格だなという感じ」と称賛した。
朝乃山は、新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分から復帰した名古屋場所で三段目優勝。それでも「ほっとはしてないです。通過点だと思って」と気の緩みはない。
秋場所(9月11日初日・両国国技館)は、幕下15枚目前後となることが濃厚。「気を抜かずに頑張りたい。名古屋場所と一緒のような気持ちでとっていきたい」と抱負を語った。





