優勝争いの3力士がそろって黒星 照ノ富士、逸ノ城は3敗 貴景勝4敗で千秋楽へ

 明生(右)に寄り切られ、3敗目を喫した逸ノ城(撮影・佐藤厚)
 若隆景(左)に送り出しで敗れ、4敗目を喫した貴景勝(撮影・佐藤厚)
 正代(右)に引き落としで敗れ、3敗目を喫した照ノ富士(撮影・佐藤厚)
3枚

 「大相撲名古屋場所・14日目」(23日、ドルフィンズアリーナ)

 優勝争いの3力士がそろって敗れる、波乱の14日目となった。

 横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)は大関正代(時津風)に敗れ、3敗目。正代にいなされ、前のめりに土俵外へ倒れ込んだ。

 前頭二枚目逸ノ城(湊)も敗れ、3敗目。同十枚目明生(立浪)に攻め込まれ、一気に寄り切られた。

 大関貴景勝(常磐山)は若隆景(荒汐)に敗れ、4敗目を喫した。左の小手投げで土俵際まで追い込んだが、腕を外されて形勢逆転。送り出されて4敗となったが、照ノ富士が敗れたため、優勝の可能性は千秋楽まで残った。

 優勝争いのトップは3敗の照ノ富士と逸ノ城。4敗の貴景勝が1差で追う構図となった。

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