右足首負傷の渡辺雄太、21日準々決勝は欠場も ホーバス監督「痛みが結構ある」

 「バスケットボール男子・アジア・カップ、日本102-81フィリピン」(19日、ジャカルタ)

 決勝トーナメント1回戦で、世界ランク38位の日本は同34位のフィリピンを102-81で下し、8強入りした。ただ、第2QにはNBAでプレーする渡辺雄太(27)が右足首を負傷し、途中交代するアクシデントも発生。試合から一夜明けた20日、日本代表のトム・ホーバス監督がオンラインで取材に応じ「この1カ月で2回目の捻挫で痛みが結構ある。明日の試合は難しいんじゃないですか」と、21日の準々決勝オーストラリア戦の出場に厳しい見通しを示した。

 渡辺は今大会、昨夏の五輪以来1年ぶりとなる代表合流を果たした。ただ、米国滞在中だった6月中旬にも右足首を捻挫しており、全治1カ月ほどを見込んでいたが、早期に回復したため大会直前にチームに合流していた。

 大黒柱の離脱となれば、強豪オーストラリア戦はより厳しい戦いとなることが必至。それでも指揮官は「オーストラリアは間違いなく強い。雄太がプレーできるなら最高だが、できないなら(他のメンバー)1人ずつが少しずつ雄太の穴をカバーして何とかするしかない。チームのバスケの中で、みんなが少しずつレベルアップしていいバスケをしたら大丈夫だと思う」と前を向いた。

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