若隆景、好内容で優勝なら大関も 審判部長が含み
日本相撲協会の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は8日、大相撲名古屋場所(10日初日・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議後に報道陣の電話取材に応じ、関脇若隆景について「いい内容で優勝したら、可能性はあるかもしれない」と場所後の大関昇進へ含みを持たせた。
若隆景は新関脇の春場所を12勝3敗で初優勝し、先場所は9勝を挙げた。今場所で12勝すれば、昇進の目安となる直前3場所合計33勝に到達する。先場所は8日目までに5敗。伊勢ケ浜部長は「むらのある相撲では駄目だ」と安定感を求めた。
御嶽海と正代がかど番で臨む大関陣には「あまり期待していない」と厳しかった。