世界選手権の“新リレー侍” 2走はサニブラウンが濃厚 1走はスタート得意な坂井が有力

 公開練習でリラックスした表情を見せる男子400メートルリレーの代表選手の(左から)小池祐貴、柳田大輝、上山紘輝、鈴木涼太、坂井隆一郎(代表撮影)
 公開練習を前に写真撮影にポーズを取る世界選手権の男子短距離代表選手。(右から)鈴木涼太、小池祐貴、坂井隆一郎、上山紘輝、柳田大輝(代表撮影)
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 日本陸連は2日、世界選手権(7月15日開幕、米オレゴン州)の男子短距離代表の合宿を都内の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の陸上トレーニング場で公開した。3大会連続のメダル獲得を目指す“新リレー侍”こと400メートルリレーの走順について、土江ディレクターは、エースのサニブラウン・ハキーム(23)=タンブルウィードTC=が「中心になる。2走を考えてます」と明かした。

 サニブラウンの他には、坂井隆一郎(24)=大阪ガス、小池祐貴(27)、上山紘輝(23)=ともに住友電工、柳田大輝(18)=東洋大、鈴木涼太(23)=スズキ=が400メートルリレーの代表に選ばれた。土江ディレクターは「今回のメンバーは新しいメンバーが多い。色んな挑戦ができるチャンス」と話した。

 1走はスタートが得意な坂井の可能性もある。高平コーチは「今まで(の代表では)山縣選手や多田選手のスタートがすばらしかった。ここにきてスタートがすばらしい選手として、坂井選手が注目できるスプリンターになった。立ち上がる流れが非常にすばらしい」と期待を込めた。

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