大相撲の佐渡ケ嶽部屋が16日、千葉県松戸市の同部屋で前日に続いて稽古を公開し、元横綱大鵬の孫の幕内王鵬や名古屋場所(7月10日初日)で新十両の豪ノ山(武隈部屋)らが出稽古で申し合いを行った。
王鵬は埼玉栄高の先輩に当たる幕内琴ノ若らと17番取って7勝。大嶽部屋では自分以外の関取がおらず「負ける方が多いのは久しぶり。来られてよかった」と話した。再入幕の夏場所では6勝9敗とはね返されたが「押しなどは通用しないとは思っていない。いい相撲を取っていきたい」と意欲的だった。
豪ノ山は元大関の幕内高安と5番取って一度も勝てなかったが、押し込む場面もあった。