東京SGが決勝進出!初代王者に王手 中村亮土が逆転トライ ラグビーリーグワン
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、東京SG30-24BL東京」(21日、花園ラグビー場)
プレーオフ準決勝1試合が行われ、東京SG(1位)がBL東京(4位)に勝利し、花園での“府中ダービー”を制した。トップリーグ(TL)ラストシーズンの昨季に続きプレーオフ決勝(29日、国立)に駒を進め、リーグワン初代王者に王手をかけた。
TL優勝5回を誇るチーム同士の対戦でもあった。今季は1月8日の開幕戦では東京SGが60-46で勝利していたが、5月1日の第15節ではノートライに抑えられ3-27で敗れていた。
前半は互いに譲らず2トライずつを奪い合い17-17で折り返した。後半も東京SGは先にトライをを許し、リードされる展開も焦ることなく点差を詰めていった。聖地・花園で初プレーとなったレギュラーシーズン得点王のFBダミアン・マッケンジーが同9、12分に連続でPGを成功させ23-24と1点差に追い上げた。
セットプレーでも優位に立ち、流れを引き寄せていた同19分。ラインアウトの流れからキャプテンのCTB中村亮土が中央の空いたスペースに走り込み逆転のトライを決めた。30-24でライバルとの接戦を勝ちきった。
敗れたBL東京は3位決定戦(28日、秩父宮)に回る。