隆の勝が2敗キープで単独トップ守る 横綱照ノ富士、宇良、佐田の海が3敗で追う

一山本を押し出しで破る隆の勝(撮影・金田祐二)
貴景勝(右)を突き落としで破る宇良(撮影・金田祐二)
若隆景を極め出しで下す照ノ富士(撮影・金田祐二)
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 「大相撲夏場所・12日目」(19日、両国国技館)

 優勝争いは平幕の隆の勝(常盤山)が同じく平幕の一山本(放駒)を冷静に押し出して、単独トップの2敗をキープした。一山本は4敗に後退した。

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は関脇若隆景(荒汐)を極め出して、3敗を守った。平幕の宇良(木瀬)は大関貴景勝(常盤山)に押し込まれたが、土俵際で体を入れ替えてギリギリ残し、突き落としで3敗をキープした。貴景勝は6敗目。

 平幕の佐田の海(境川)は、志摩ノ海(木瀬)を押し出しで下し、3敗を守った。3敗だった平幕の霧馬山(陸奥)は若元春(荒汐)に敗れ、4敗に後退した。

 単独トップの隆の勝を照ノ富士、宇良、佐田の海の3人が3敗で追う展開となった。

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