照ノ富士が止めた 琴ノ若に完勝 「鉄人」玉鷲は歴代4位の1425回連続出場

 照ノ富士が琴ノ若を下す(撮影・堀内翔)
 玉鷲と隆の勝(右)の取り組み(撮影・堀内翔)
 隆の勝が下手出し投げで玉鷲を破る(撮影・堀内翔)
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 「大相撲夏場所・4日目」(11日、両国国技館)

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は初日から3大関を破ってきた平幕の琴ノ若(佐渡ケ嶽)をがっちりと受け止めて寄り切り、連勝を止めた。ともに3勝1敗となった。

 初日から3連敗だった大関正代(時津風)は平幕の高安(田子ノ浦)を押し出して、初白星。大関御嶽海(出羽海)は平幕の霧馬山(陸奥)を小手投げで下し、大関貴景勝(常盤山)は小結豊昇龍(立浪)突き落として、ともに2勝2敗とした。

 横綱、大関陣はそろって白星を挙げた。

 平幕の玉鷲(片男波)は2004年春場所の初土俵から1425回連続出場となり、歴代4位の元関脇高見山(元東関親方)に並んだ。歴代1位は元関脇青葉城の1630回。初日から3連勝だった幕内最年長の37歳は隆の勝(常盤山)に下手出し投げで敗れ、初黒星となった。

 初日から負けなしの4連勝は平幕の翔猿(追手風)、碧山(春日野)、一山本(放駒)の3人になった。

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