三浦隆司が優勝 今季初の“本業”圧巻ラストスパート

3000m障害を走る三浦龍司(撮影・伊藤笙子)
水濠障害を乗り越える三浦龍司(左から2人目)ら(撮影・伊藤笙子)
3000m障害を制すも表情一つ変えない三浦龍司(撮影・伊藤笙子)
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 「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」(8日、国立競技場)

 3000メートル障害が行われた。東京五輪7位入賞の三浦龍司(20)=順大=は、今季初めて“本業”の同種目を走り、8分22秒25で優勝。ラスト1周からの猛スパートで後続を次々と振り落とし、最後は独走状態でゴールした。

 今季は4月の金栗記念選抜(熊本)の1500メートルで日本歴代2位の3分36秒59を記録。織田記念(広島)の5000メートルで優勝と、スピード、持久力とも底上げしている。7日の記者会見では「(東京五輪と)同じスタジアムでお客さんが観戦してもらえることに感謝と、喜びを感じる。しっかりアピールしていきたい」と話していた。

 三浦の自己記録は日本記録の8分9秒92。すでに世界選手権(7月、米コロラド州)の参加標準記録はクリアしている。

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