新関脇だった3月の大相撲春場所で初優勝を果たした関脇若隆景が2日、東京都中央区の荒汐部屋での稽古後に報道陣の電話取材に応じ「本当に今場所からが大事だと思っている。期待に応えられるように、自分のやるべきことをやりたい」と意気込みを語った。夏場所(8日初日・両国国技館)では、大関昇進への足固めを目指す。
春場所後は地元の福島県に凱旋し、祝福ムードに包まれた。「いつもの場所後に比べると少し慌ただしかった」と話すが、現在は夏場所に向けた稽古に集中。同部屋で幕内の若元春や荒篤山と精力的に番数をこなしているという。
先場所は千秋楽の優勝決定戦で高安を下した。