池江璃花子が100m自由形で1位通過 今大会レース5本目

 女子100m自由形予選を1位で通過した池江璃花子(撮影・伊藤笙子)
 女子100m自由形予選を1位で通過した池江璃花子(撮影・伊藤笙子)
 女子100m自由形予選を1位で通過し、競技後プールに一礼する池江璃花子(撮影・伊藤笙子)
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 「競泳・日本選手権」(30日、横浜国際プール)

 女子100メートル自由形予選が行われ東京五輪代表の池江璃花子(21)=ルネサンス=が54秒82の全体トップで予選を通過した。今大会はアジア大会(9月、中国・杭州)の追加選考が行われる。日本水泳連盟が定める派遣標準記録53秒96を突破し、上位2人以上に入れば代表入りが有力となる。

 今大会レースは5本目。疲労が残る中でも、池江はテンポよく泳ぎ、先頭でゴールした。女子100メートル自由形の白血病から復帰後ベストタイムは、昨年4月の日本選手権でマークした53秒98。同日午後から行われる決勝で更新を狙う。

 28日の50メートルバタフライでは復帰後最速を記録し、アジア大会派遣標準記録を突破。代表入りが有力となった池江。24年パリ五輪へ向け、確実に着実に歩を進めている。「バタフライがいいと自由形がよかったりする。明日の100(メートル自由形)が楽しみです」と心を躍らせていた。

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