競泳・東京五輪銀メダル本多灯がトップ通過 決勝で自己ベスト狙う
「競泳・日本選手権」(30日、横浜国際プール)
男子200メートルバタフライ予選が行われ、世界選手権(6~7月、ブダペスト)代表の本多灯(日大)が1分55秒23の全体1位で予選を通過した。
ダイナミックな泳ぎで、他の選手を圧倒。手をかくたびにスピードを上げ、後続とは体一つ分の差が付いた。決勝は同日午後5時51分から行われる。
昨夏の東京五輪同種目で銀メダルを獲得。24年パリ五輪、世界選手権金メダル獲得を見据え、今大会で狙うのは自己ベストだ。現在は昨年6月ジャパン・オープンの1分53秒73が自己最速。今大会へ向けて「いつもベストを狙っている。強化しながら調整し、もう一発ベストを出せるように。世界選手権では200(メートルバタフライ)で1分52秒台を出せるように」と語っていた。